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トマトの整枝・ゴボウの花

 

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

「今晩は九州から日本海側で大雨」との予報。そして週が明けると猛暑が来ます。
荒ぶれるのが常態化した空を眺めて、私たちはそれでも手を動かして農を営みます。

 

自然農を学ぶ農業体験・さとやま農学校」の皆さんとトマトの整枝です。
トマトの整枝の仕方は実に多種多様です。奥に踏み込むほど、果てのない世界。
トマトは身体を大きくしながら実をつける、つまり「栄養成長」と「生殖成長」の両方を同時に進めるのですから、そのバランスをどう取るか、そこが面白いわけです。

 

「さとやま農学校」は自給が基本なので、原則をシンプルに学んでもらいます。そのうえで、色々な応用をできるようになって欲しいと思います。形式的な手法ばかり学んでも、うまくいかないときに切り抜けられないのでは困ります。トマトの気持ちになれるかどうか、それが大事と思います。

 

 

ゴボウが花を咲かせています。同じキク科のアザミによく似ていますね。
熟してくると黒くて硬い種をたくさんつけます。これが咳を鎮める薬になると薬草の本で読みましたが、私の場合は効果がありませんでした。まあ、それはそれとして、取れた種を秋にまくと小さな株の状態で冬を越して春先から伸び始めます。ゴボウは草に負けやすい野菜の筆頭なので、春に種をまくよりも秋蒔きのほうがつくりやすいです。