さとやま御膳
数年間のお休みを経て、2024年3月から装いも新たに「すどう農園」で始まります。
いつものようにメールマガジンでも告知しますので、楽しみにお待ち下さい。
下の内容は、かつて「大谷農園」さんで開催していた時の記録です。ご参考までに。
写真は10月のプレ講座の料理の一部です。クリックすると説明が出ます。
口上
「御膳(ごぜん)」とは、気持ちを尽くしてお客様をお迎えする手料理です。
外から買う素材は最小限にして、そのとき・その場所にあるものを生かすこと。
これは、都会ではできないことです。
里山の自然に囲まれて、旬のオーガニック素材で食事をつくりましょう。
土とのつながりを感じて、大きな石窯で炎を眺めて、手料理を愉しくいただきましょう。
さとやまの、季節の移り変わりは豊かで饒舌です。
一歩踏み込めば、生き物のエネルギーが、優しく包み込んでくれます。
木枯れて何もないはずの真冬でも、何かがあるのです。
旬の野菜や野草があり、森の恵みがあり、花や香草もあります。
秋に漬け込んだ豊かな蓄えもあります。
土とのつながりが、「さとやま御膳」の原点です。
いまそのときの旬の食材の意味、恵みのいただき方を、手を動かして感じましょう。
自然の恵みを一緒に感じて御膳を仕上げる。
そんな風に寄り合う場です。
御膳づくりの司(つかさ)は木村陽子さん。
すどう農園とは毎月「さとやま歳時」のタイトルで講座を続けてきました。
彩豊かな食材を、にこやかに御膳に仕上げていく手際は、素晴らしいものです。
作り方も教え方も、プロです。
木村陽子さん プロフィール
町田市の「アトリエ・アルケミスト」に併設された「小鳥喫茶室」の
スタートは管理栄養士(小児栄養専門)として、病院勤務や小児クリニックの栄養相談を経て市民講座の講師などのキャリアもある。
野菜の話と、石窯の楽しみ方は、すどう農園が水先案内します。
本物の燃えさかる炎は、私たちの基本なのですが、今では滅多に出会うこともなくなりました。
火は、料理の基本です。
石窯は、自然とつながって生活を豊かにしてくれる農的ライフのパートナーです。
ピザやパンだけでなく、ほかにも様々な美味しくて楽しい使い道があるのです。
そんな石窯を一年を通じて使えるというのは、滅多にない機会と思います。
どうぞお楽しみに。