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固定種・みの早生ダイコンが芽を出しました

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
 

首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校2020」のダイコンが芽を出しています。固定種の春まき品種「みの早生」は、今の交配品種の交配親に使われることの多い伝統的な固定種です。ぐうっと土を持ち上げてくる様子は、可愛いものですね。この段階で既に地下に向けて20センチから30センチのちょっこんを細く長く伸ばしているのです。私たちが食べる部分よりもずっと深く根を地中に伸ばしています。
コロナウィルスがどのように収束しても、今までの世界のありようは大きくかわることでしょう、というか既に大きく変わっています。それで動向と慌てるのでなく、人間にとって食べることが原点であることは不変なのですから、今まで以上に原点を大事にする回帰が始まるのかもしれません。今年の「さとやま農学校」は例年以上に40代の男性(つまり働き盛りの皆さん)のご参加が多かったのも、今回の流れをどこか本能的に予知してのことだったのかもしれません。ですから、いま自宅に待機している皆さんはもどかしい想いもされているでしょうが、焦ることはありません。何十年やっても農業は一年生ですから、長くて奥が深くて楽しい道のりの一歩、本の一歩を踏み出さしたばかりだと思っていただければいいのです。

自宅で種m気をしてみたい方には、農学校や、すどう農園の畑で自家採種した種をお届けしました。講座は今まで以上のペースでオンラインで収録して流す。焦らず、ぶれずに続けます。何しろ人間以外の世界は、まったく普通に元気なのですから。