こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
昨日までの暑さから一転して、今日は冷たい雨。
「ヨモギと野草摘みの日」の二回目でした。
間もなく梅雨を迎える季節なので、雨は織り込み済みです。降水量が２ミリ程度なら開催と踏んでいたのですが、やや肌寒いのは驚きました。雨雲レーダーは、どうやらだんだんと雨雲が薄れる様子を示してくれるので、小雨の中を皆さんと野草の世界に潜っていきました。
はじめに梅やヨモギから始めて、いつものように野の恵みをあれこれと摘んでいきました。むしろ暑い中よりも雨のほうが心地よいかもしれません。そして今年は花盛りのエルダーフラワーをたっぷり摘みました。昨年はコウモリガの幼虫にだいぶやられて苦戦したのですが、幹が太くなったのか、あるいは大地の再生の手法で気穴を開けたのが効いてきたのか、元気なのです。幹に穴を開けられた形跡も、今のところありません。まだ５月なのに、ずいぶん収穫しました。エルダーフラワーの収穫はこれから６月が本番なので、まだまだ続くことでしょう。とにかく嬉しいです。
そうして最後に「さとやま農学校」の受講生の皆さんが自主的に作っているハーブガーデンでハーブの花摘み。濡れそぼつ雨の花はいつまでも眺めていたものです。中でも冒頭のブラッククミンは、この時期を代表する美しさの花です。
ヨモギ摘みのイベントは今日で終了ですが、６月には農園全体をゆるりと巡る「６月の農園WALK」があります。
すどう農園は、とても広くてなおかつ多様な地形に多様な植物が育っています。スタッフが水先案内をしますので、ゆっくり触れ合ってください。もちろん収穫もできます。雨でも開催します。