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ヘビイチゴの効果は素晴らしい

ヘビイチゴを焼酎やウオッカに漬け込んだチンキを虫刺されの常備薬で使っています@すどう農園
ヘビイチゴを焼酎やウオッカに漬け込んだチンキを虫刺されの常備薬で使っています@すどう農園

ヘビイチゴのチンキの作り方・使い方

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営みながらハーブや薬草も育てる「すどう農園」です。薬草の中には野生に近いものもあり、野菜を育てるのとはまたニュアンスも違ってくるのですが、写真のヘビイチゴもその代表です。

 

なんと一面のヘビイチゴ!

一緒に見つけた農園スタッフから歓声が上がりました。ヘビイチゴは、知る人ぞ知る、大地の薬箱です。
虫刺されにはこれが一番!蚊やブヨ、アブなど一般に使えます。私(すどう農園)は自宅でオオムカデに噛まれたときも、まずは熱湯でアツアツに熱くしたお絞りを傷口にあてて毒素のタンパク質を変性させて、それからこのヘビイチゴのチンキを塗りました。ちなみにヘビイチゴのチンキはあくまでも自分用です。自分で摘んで自家用に使うのが大原則。ヘビイチゴに限らず、チンクチュアの売買は一切しませんので念のため。
ヘビイチゴの赤い実をたっぷり摘んで、ウォトカや35度以上の焼酎(梅酒用のホワイトリカーなど)、あるいは食品添加用アルコールを40度くらいに調整したものなどに漬け込みます。アルコールの度数が低いとヘビイチゴの水分で更に薄まってカビてしまうのでご注意。25度の焼酎では無理でしょう。だいたい2週間したらできあがり。漬けこんだヘビイチゴは、取り出して捨ててもいいし、そのまま漬け込んでおく人もいます。私は後者です。

ただいま収穫盛のヨモギ、若い葉を伸ばし始めた桃の葉もあり、あれもこれも大地の恵みです。