手放す・手渡すステージへ

まほら稲穂山の岩山から秩父盆地を見下ろす。向こうは武甲山
まほら稲穂山の岩山から秩父盆地を見下ろす。向こうは武甲山

手放す、手渡す、というライフステージにいることを自覚します。今までやりたかったこと、できなかったことを勘定書きしてみる。いまだにできないことは手放す。我執しない。もっとできそうな人たち、時間や熱意の有る人たちに手渡す。あるいは今から何かを始めるにしても、それは手渡すことを想定しての中継ぎとして手をかけるということ。

来年からの新しい企画も、そういうことです。

里山の宝探しからものづくりまでの講座を、旧友である宇野りかさんにお願いしようと秩父の「まほら稲穂山」まで訪ねました。秩父盆地を見渡す岩山の不思議な場所。実は10年近く前にこちらから頂いた羊が3頭。半年ばかりで全員を食べてしまいましたが、そんなご縁もあったと今ごろ知った。 

お隣の横瀬町では「吉祥寺ダンディゾン」でお世話になった日比野さんが独立された「ヤッホーパン」へご挨拶。さすがの絶品。田舎の小さなパン屋さんというロケーション、センスの良さにも共振します。

ここ数年ほどコロナに関係なく、人とは会わない、よそへは出かけないコクーンだったのが、何かが動いてきた気配があります。

それにしても、秩父は近くていいね。

なにしろ蕎麦の里。気さくで美味そうな暖簾が各所にあって、温泉と組み合わせて冬は楽しみたいな。

まほら稲穂山にて。背面は、作家の二名良日さんが身近にある植物ばかりで作られた草輪だそう。圧巻です。
まほら稲穂山にて。背面は、作家の二名良日さんが身近にある植物ばかりで作られた草輪だそう。圧巻です。
秩父・横瀬町の「ヤッホーパン」にて。吉祥寺の名店「ダンディゾン」から独立した本格派
秩父・横瀬町の「ヤッホーパン」にて。吉祥寺の名店「ダンディゾン」から独立した本格派
国分寺の講座で生徒さんに頂いた野菜Tシャツが「かわいすぎる!」と大評判。気を良くして夏のよそ行きはコレ。
国分寺の講座で生徒さんに頂いた野菜Tシャツが「かわいすぎる!」と大評判。気を良くして夏のよそ行きはコレ。