こんにちは。
神奈川で自然農法の野菜とハーブを育てる「すどう農園」です。
今朝までの台風による激しい風そして猛暑。
皆様はいかがお過ごしでしょうか？
関東は直撃ということはなかったので、このような風は想定内ですが、それでもこのような風が、いつもながらそれぞれの植物や畑の諸相を見せてくれます。
「烈風にあって勁草（けいそう）を知る」という言葉をいつも「さとやま農学校」の皆さんに申し上げているのは、極端な環境の中では、日頃見えない姿が見えてくるものだからです。風や雨の中で翻弄されるなかで、野菜を含めた生き物がどう振る舞うか、じっくり観ることです。
ヘチマの季節です。
大きな黄色い花は、そろそろ花が減ってきた季節には貴重です。アブやハチが喜んでやってきます。
そしてヘチマの実は、非常に茎が丈夫です。人の手で引っぱっても取れません。
一昨年の大変な被害を出した台風でもヘチマは大丈夫でした。それくらい強い。
同じく私達の世界も、例えば今のように強い流れが来ると、お互いの諸相が見えるものです。もちろん自分の姿も含めて。
なんとなく曖昧だった姿のエッジが際立って見えてくる、それだけはひとつ、大事なことかと思います。