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自然栽培レタスと気候変動

自然栽培レタスを種取りする@さとやま農学校・すどう農園
自然栽培レタスを種取りする@さとやま農学校・すどう農園

 

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

 

レタスのつぼみが伸びてきました。

 

レタスの過去ログは以下の通り

 

固定種の種まきと台風10号
https://www.sudofarm.net/20190815t10/

 

自然農の種まき・不耕起の定植
https://www.sudofarm.net/20201003nougakkou/

 

 

新月の種まき・旧暦元旦
https://www.sudofarm.net/20200212seed/

 

野菜の芽だし
https://www.sudofarm.net/20210215seed/

 

レタスの種まき・ジャガイモの植え付け
https://www.sudofarm.net/20220327seeds/

 

自然農のレタス
https://www.sudofarm.net/20230524lettuce/

 

畑では数種類のレタスが育っているので、やがて交雑するでしょう。それぞれが夏に種をこぼして、秋に芽生えて、さてそれからどんなレタスになるでしょうか、楽しみです。
近年の温暖化によって、8月末からのレタスの種まきがとても難しくなってきました。
もともとレタスは暑さも湿気も得意ではありません。だから夏場は高原野菜か温度管理をした施設栽培になるのですね。
すどう農園でも、夏のレタスの種まきはいろいろと組譜を凝らしてはいますが、やはり手間がかかります。まして自給の皆さんには簡単ではないでしょう。しかし市販のレタスの苗は、ほぼ間違いなく農薬処理をしてあります。苗の販売には農薬処理の履歴の表示が義務づけられていますので、見ることができます。苗を並べたトレイに履歴のシールが貼ってありますから、一度ご覧になると良いでしょう。
レタスの直播きは、アブラナ科と比べるとハードルが高いのですが、このような交雑で多様にして、高温や降雨に適応したものが畑で育つというスタイルもやっていこうと思います。近年の気候変動には、自然農の「逆らわない農業」が、今まで以上に大事になるでしょう。この先はまたブログでご紹介します。