![ベチバーの無農薬栽培@すどう農園](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=929x10000:format=jpg/path/s5770b48c91d21f32/image/i7577bcbbf9ce0963/version/1646559625/%E3%83%99%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%84%A1%E8%BE%B2%E8%96%AC%E6%A0%BD%E5%9F%B9-%E3%81%99%E3%81%A9%E3%81%86%E8%BE%B2%E5%9C%92.jpg)
こんにちは。
神奈川・相模原で自然農のハーブ栽培をしている「すどう農園」です。
久しぶりにベチバーの蒸留をやりたいね、という話を岸田紀子さんとしながら、本日の株の掘り上げになりました。
ベチバーの蒸留は、根を素材にします。
なので、大きな株を、数人がかりで掘り上げる作業です。
蒸留するべき細い根をできるだけ切らないように、外側からスコップで根回ししながら、根の内側の土は手でもみほぐすなどして時間をかけて掘り出しました。いつの間にか、かなり大きな株になっていて、なかなか難儀な作業でしたが「さとやま農学校」の皆さんと一緒に2時間近くかけて掘り上げることができました。
掘り上げた株は根をさらに切り分けて、一部はまた農園で育てるべく埋め戻しました。
そして更に分けた数株をリスク分散のために、農学校のお仲間の皆さんに株分けしました。
亜熱帯、暖地の植物なので相模湖の冬はベチバーにとって非常に厳しいのです。
そして蒸留すべき根は切り取って、来週の蒸留会で使います。
こうして育てたフレッシュなベチバーの根は、滅多に手に入れることができないので、とても貴重な蒸留体験になります。
とはいうものの、分量は少ないので、今回は農学校の皆さんと内輪での蒸留会にします。
またベチバーが増えたら、もう少し回数も増やせればとは思いますが、一ヶ所で大量に育てるよりも、ハーブを育てて暮らしに使う、小さな輪が各地に広がれば良いですね。お金を出せば地球の裏側のものでも何でも手に入る、という時代はそろそろ終わりにして・・・というか既に破綻しつつありますが、大事なものはそれなりの時間や手間をかけること、身近なご縁のなかで可能な限り賄えるようにすること。それを大事にしたいと思います。
これまでのベチバーの様子は以下のブログにあります。
ベチバーの蒸留の準備(2018年)
ベチバーの冬姿(2018年)
ベチバーで納豆をつくる(2019年)
農園ではヨモギも小さな芽を出してきました。
今年はヨモギの問い合わせも多いようです。
ヨモギの通販やびょ模擬の収穫体験などの最新情報はヨモギの育ち具合などを見ながらメールマガジンで優先的にお伝えします。
ご希望の方は、下のフォームから登録なさってください。