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野草世界の最大派閥・イネ科の根

今回は「さとやま農学校@国分寺カフェスロー」の講座用にイネ科の根元の様子を写真を撮ったので、それをアップします。
イネ科の草の株本を除くとこんな風になっていて、びっしりと細い根が地表まで泡立つように密生しています。
もちろん地中も同様なので、ここを生えてくることができるのは、せいぜいスギナなどの屈強な野草です。しかしそのぶん、密生した細根の表面積は膨大なもので、そこに強制するように多くの微生物が共生しています。このコミュニティーを根圏とも言います。だからイネ科の根の周囲の土はとても貴重なもの。抜いたら土を再利用します。