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ホーリーバジル(カプアトゥルシー)収穫

自然栽培のホーリーバジル(カプアトゥルシー)。フレッシュハーブの状態のみの販売です。
自然栽培のホーリーバジル(カプアトゥルシー)。フレッシュハーブの状態のみの販売です。
自然栽培のラマトゥルシー(ホーリーバジル)。まだ花が咲いていません。
自然栽培のラマトゥルシー(ホーリーバジル)。まだ花が咲いていません。

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。

 

雨の中でホーリーバジル(トゥルシー)に虫食いが目立ってきたので、いったん刈り込んで収穫です。また新しい芽が出てきます。
 

「すどう農園」ではフレッシュハーブを専門に販売しているので、乾燥させたホーリーバジルは自給用のお茶にします。ホーリーバジルといっても様々な種類があって、写真はカプアトゥルシーです。それぞれ香りが違っていて、近くを歩くだけでも香りに包まれるようです。食事でいただくのも勿論いいですがハーブティーは、気分をすうっと鎮静させてくれます。鎮静効果のあるハーブというとカモミールが筆頭ですが、ホーリーバジルはまた独特の静かな心持になります。眠くなるわけではなくて、むしろ心の奥深いところが覚醒したような気持ち。多忙なお仕事のさなかの休憩に一息つきたいときはお勧めです。

 

農園には他にもラマトゥルシーがあって、こちらはまだ花をつけていません。品種によって微妙に差が出るのですね。他にもヴァナトゥルシーという品種もありますが、これは亜熱帯以南の一基で越冬して多年生になります。相模湖には向かないので宮古島に植えてあります。昨年も今年も宮古島に行っていませんが、だいぶ大きく繁っていることでしょう。下の写真は2017年の宮古島のヴァナトゥルシーです。こちらも香りはだいぶ違います。

宮古島で育てているヴァナトゥルシー
宮古島で育てているヴァナトゥルシー

9月からはまたハーブも野菜も種まきが始まります。冬を越したハーブは春先の育ちが良いのです。これからは今年のような雨も多くなることでしょうから、雨に強い品種に絞って育てていくこと、その意味では日本に在来のものを今まで以上に育てていきたいものです。西洋式のアロマ、エッセンシャルオイルと固定せずにむしろ幅広く楽しんでいきましょう。講座というよりも一緒に育てて学んで楽しめる場を考えています。具体的な形はまたお伝えします。相模湖までなかなか来られない方は世田谷で「街で自然農」もあります。8月16日に臨時開催の特別講座は、1名様だけ空いています。