台風19号のあとの様子を見るために、畑の奥にある小野林道を歩いてみました。以前に投稿した寒沢の滝の上流です。
上の写真のゆに、落ち葉が本当にきれいな季節です。しかしドングリがない。イノシシの餌になるドングリが、驚くことに一粒もないのです。極端に思えるかもしれませんが、本当に見当たらないのです。動物に食べられたのでない証拠には、糞もない。これほど極端な年は初めてです。何が原因なのか。台風以降、どこも相当に鳥獣害がひどくて、畑も民家も散々に荒らされているのですが、この様子を見れば無理もない。飢えた者たちが、散りぢりに下りてきているわけです。
上の写真は砂防のところが二段見えますが、大量の土石流は、そうしたものを乗り越えて押し寄せました。というか、むしろ砂防野堤防が土砂を集めてしまったような感じすら受けます。
地域ごとに昔からある簡易水道は、豊富な沢の水を引いてきたものですが、これも随所で壊滅しています。農園の加工場のエリアでも簡易水道が流されて、水道組合は残念ながら解散しました。水が水を流していったようです。以下、林道の様子をギャラリー形式でアップしました。クリックで拡大します。
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