野菜によって、根のカタチは様々。
トマトの根のように長くはないですが、九条ネギの根もきれいです。
いわゆる株ネギですから、一本の苗を植え付けるといつの間にか数本に増えている、この様子が不思議でなんとも得した気分になりますね。
利回り、という俗な言葉であえて表現すれば、自然の利回りは私たちのインプットの数倍。ときに穀物などは数百倍、数千倍で返してくれます。マイナス金利の人間界とは大違い。
ぎゅっと根元をつかんだネギを引き抜くと、根元にたっぷりと土がついてくる。細かいネギの根が、この土をホールドしているからです。
ばさばさっと土をふるえば根が出てきます。
健康な根は、こういう銀白色に光っています。
このネギの根も細かく刻んで食べれば利尿効果などのある薬草です。味噌汁に入れたり、かき揚げにしたり。
そうっと株を分ける。
先輩格の大き目のネギを食べる分に持ち帰り、残りの若い苗はまた土に戻す。永遠にこれが続きます。種まきもしないでいいんです。いわゆる栄養系繁殖なので、代々ずっと同じ遺伝子形が維持されます。近所のおうちでは、おばあさんが嫁入りのときに持ってきた株ネギと、その家代々の株ネギが共存していました。
「とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、どうぞお越しください。
本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。
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