· 

雪の中の野焼き

相模湖は、うっすらと雪が覆いました。
風も弱く、畑の枯草を焼くには最高のコンディションです。
 
枯草は貴重な有機質なので、すどう農園では基本的には燃やしません。じっくりと土に還します。
ただしセンダ草のように種を飛ばす厄介な連中は、仕方なく燃やします。
昨年はトラクターの故障でずいぶん草を生やしてしまったために、いまこうして草焼きです。
細かい種の部分がパチパチとはぜて燃える音が実に小気味よいです。
乾いて枯れた草が、雪の中で火柱を立てるのも、まさに天と地が相和するといった風情で小気味よい。
 
しかも気温が日中でも1度かそこらなので、いくら動いても暑くない。こんな日は昼飯など抜きで5時間でも6時間でもノンストップで動けてしまいます。
春に向けて身体もだんだんできてきたようだ、
などとプロ野球のキャンプみたいな気分。
本当に気持ちの良い一日でした。
 
夜はこれから種の整理などなど。

 

すどう農園では今年(2019年)も、農的くらしの楽しさを感じていただく農業体験講座・企画を用意します。

 

 

首都圏から日帰りの農業体験「さとやま農学校」の説明会も開催中です。