こんにちは。
神奈川で自然栽培と農業体験を開催している「すどう農園」です
仕事がら、日の長さには敏感です。
そんなものだから、事務作業なのに「世界の冬至の日の長さ」など調べてしまう。
赤道から５度づつ、主要都市をベンチマークに日長を見る。
地理のおさらい。
かっこの中は緯度です、
キト（０）。ボゴタ（５度）、セブ（10度）、マニラ（15度）、メキシコシティ（20度）、台北（25度）、カイロ（30度）、東京（35度）、北京（40度）、稚内（45度）、フランクフルト（50度）、モスクワ（55度）、オスロ（60度）。
赤道から北に向かうほど、当然ながら日長は短くなります。
そして、その変化率つまり日が短くなる度合いは、
北緯５０度を超えると急に大きくなる、と見た。
北緯５０度というのは、おおむねフランクフルトからプラハを結んで遥か極東の樺太（サハリン）を南北に隔てるラインですね。
この50度で冬至の日長は8時間足らず。北緯60度になれば6時間を切る。本当に人間は色々な場所に住んでいる。
人間は何を食べているかで決まる、という考えもあれば、どんな気候風土に住むかで決まる、とも思えます。
同じ関東でも、平野部とこちら里山とでは、太陽のありがたさも随分違うのですよ。
古代ペルシャの火の神ゾロアスターが西に行ってローマ界隈のミトラ神に変化し、それをキリスト教がリクルートして太陽再生の祭が救世主の誕生日になった。
同じゾロアスターの神様は東にも行って、仏教のインドで弥勒菩薩となって、これは琉球の「みるく信仰」につながり、沖縄生まれの上原さんは、おそらく「みるく菩薩」をモチーフにして「ウルトラマン」の脚本を書いたのでしょう。
遥か遠い宇宙のかなたから悩める衆生を救済に来るというのは、弥勒信仰そのものだものね。
クリスマスとウルトラマンが、根っこはひとつと思えば長い夜も愉しいですね。
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