こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
固定種のカボチャが大きくなって花芽がついてきたので、防虫ネットを外しました。
ネットがあると受粉の妨げになるからです。一方でウリハムシのような厄介な虫もやってきます。写真にある小豆色の小さな虫がそうです。くるくると葉の表面に丸い輪を描くようにかじり、その内側を食べていくのですが、これくらい元気なら問題ありません。一番古い葉はだいぶ食べられていますが、若くて元気な葉は一部をかじられる程度です。あとのカボチャづくりの作業は、伸びてきたツルを折々にさばくくらいです。今年もおかげで、虫と共存できる元気なカボチャになってくれそうです。
無農薬だと虫が来る、という言われ方をしますが、そうではないのですね。弱いところ、バランスのくずれたところを虫や病原菌は漬け込んできます。という言い方をすると虫が悪者のようですが、古い葉は植物にとっても不要なものですから、それを土に還るために虫が一役買っている・・・と、自然農では解釈します。カボチャやウリハムシの、どちらか一方に偏った目線ではないのです。これは実際に現地でカボチャに接しているとわかってくることです。
そして、私はこのところハードな畑仕事が続いていて、だいぶ疲れてますので、この続きはまたにします。