こんにちは。
神奈川・相模原で自然農を営む「すどう農園」です。
「自給のための無農薬の野菜づくり教室・さとやま農学校」で皆さんと育てているニンジンの種取りが、今年も始まりました。
ニンジンの花から種になるタイミングは、同じ個体の中でも花によって時差があります。タイミングをずらすことで、万が一、何かのトラブルが合っても全滅しないように進化してきたのでしょう。
熟し具合、乾燥の具合を確認しながら房ごとハサミで切って収穫します。
一部は、二週間ほど冷蔵庫で冬を体験させてから蒔きます。つまり8月まきですね。
残りはこのまま保存して来年の7月に蒔きます。一般的には、種を手で揉んだりして中身を取り出して保存します。私もかつてはそのように教わりましたが、いまはこのまま保存します。
このニンジンの殻は、お米で言えば籾殻のようなもので、やはり保存のために必要なものと思います。だから、ことさらな手は賭けずにこのまま密封乾燥して来年の7月まで冷蔵します。