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九州へ移住する人の見送り@さとやま農学校

手作りの料理の数かす、ごちそうさまでした!
手作りの料理の数かす、ごちそうさまでした!

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。

首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」からは、毎年数名の方が首都圏の暮らしから地方へと移住していきます。単身の方もいればご家族連れもあり。良い場所を選ぶとなれば、ご縁もすぐに巡り合えるとは限らないので、数年がかりで各地を回って決断する方も多いです。あちらこちらに目移りがする人もいれば「どうしてもこの場所」という人もいる。人それぞれと言ってしまえばそれまでながら、やはりどこかに「この点だけは大事にしたいから移住する」というコアはあったほうがいいですね。というか、それがないとつまり何のために移住先を探しているのか、目先がぶれて結局定まらないままに日が過ぎていくのです。どこかを見れば別の場所が別の面でよく見えるもので、そもそも完璧な移住先などあるはずがないので、コアのない人ほど、どこまで下見に行ってもそこより良い(と思ってしまう)場所が目に入ってしまうものです。
 

今回送別した方は、「さとやま農学校」を受講していたときからずうっと大分県への移住を考えていたものの、都会でのお仕事の立場で引き留められてしまったり(よくありますね)、先方に希望する仕事が澪つからないこともあって時間がかかっていました。それでも何回か大分に足を運び、お仕事も運よく見つかり、いよいよ念願のジャンプです。暑い最中の移住ですが、そういえば私も東京を離れたのは8月でした。25年以上前のことです。
 

農学校の同期の方々と石窯を使って見送りのご飯会をしました。同期には就農した人もあり、その方の野菜もいただいてのひととき。
こうして皆さんそれぞれに人生を歩んでいく様子が嬉しいものです。

同期生の方が、石窯でステーキを炙ってくれました
同期生の方が、石窯でステーキを炙ってくれました

さとやま農学校は3月からの本講座と並行して秋にショートコースがあります。コロナですっかり閉じてしまった五感を自然に触れて癒してみませんか。