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イチゴの紅葉

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露地栽培のイチゴは冬になると紅葉します。すどう農園

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。


上の写真は、イチゴの紅葉です。冬になると露地栽培のイチゴはこのような姿になります。草姿を低くして風を除け、春に備える態勢は他の植物の冬越しにも共通するポーズですね。イチゴは本来は4月から5月の初夏に実ります。これはご存じない方が多いですね。いわゆるベリーの類、ブルーベリーやマルベリー(桑)なども初夏から夏が旬です。ちなみに、イチゴはバラ科なのでクワ科のベリー類とは違います。ベリーという英語は分類用語ではなくて、小さくジューシーな実をつける植物の総称です。
 

いま12月の店頭にはイチゴが出盛りですが、これはすべてハウス栽培のもの。夏までに苗を育ててから、いったん苗用の冷蔵施設で低温処理をして、これでイチゴの体内に「冬が来た」というスイッチを入れます。そのあと今度は暖房付きのハウスに定植して「春が来た」というスイッチを入れて収穫モードに入ります。つまり実際の旬よりも4か月以上早く実らせるわけです。クリスマスのショートケーキのイメージに合わせるということもあったのでしょうし、リンゴやミカンでにぎわった年末のあとの青果売り場を引っ張る華やかな作目が欲しい、というニーズにあわせてのこともあります。それにしてもかなり力づくの栽培形態ではありますね。冷やしたり温めたりのエネルギーも半端ではない。かといって、旬のとおりに4月や5月の出荷ではイチゴはすぐに痛みます。真冬でさえイチゴの物流は相当に神経を使って管理されています。ご存じのようにパック詰めされたイチゴのそこには緩衝材のシートが敷かれ、上をまたフィルムで覆いますね。かつて「すどう農園」でも、イチゴの有機栽培を無加温のハウスでやっていたことがありました。出荷の時のこうした過剰包装をするのは「これが有機栽培かな」という疑問も沸いて数年で辞めてしまいました。イチゴに限らずオーガニック食品は、栽培から流通までできる限り環境負荷をかけないことが基本と思います。

 

日本のイチゴは、こうしてお姫様のようにデリケートに改良されてきました。小粒でしっかりしたイチゴを山盛りにして甘栗みたいにスコップですくって量り売りというヨーロッパのような流儀とは全く違う作物です。イチゴ本来の旬に食べたい、ということであれば、これはもうご自身で作るのが一番です。プランターでも育ちます。鳥や虫に気をつけて毎朝様子を眺めて摘んで食べる、というのも良いものです。どれほど貴重なものかも実感できます。
 
首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」でもイチゴの栽培をやっています。夏に草取りしながら育てた苗を、ご希望の方は秋にお持ち帰りできます。ご自宅で育てて翌年の初夏に食べるというスローライフを実践してみませんか。2020年コースの現地説明会は、お申し込みを受け付けています。「とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、どうぞお越しください。じっくりご説明したいので、毎回少人数で開催していますので満員締め切りになった回もあります。本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。