![無農薬栽培のホップ@さとやま農学校](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=929x10000:format=jpg/path/s5770b48c91d21f32/image/if310ecca20a76bb6/version/1657103047/%E7%84%A1%E8%BE%B2%E8%96%AC%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%97-%E3%81%95%E3%81%A8%E3%82%84%E3%81%BE%E8%BE%B2%E5%AD%A6%E6%A0%A1.jpg)
こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
心配していた台風4号は温帯低気圧に変わり、朝にはほぼ雨も上がって日差しも見える中で草刈りです。
この、たっぷり降り注いだ雨と太陽が数時間で草になります。その出鼻をくじくタイミングが大事なのです。
かといって、地面がまるまる見えるような草刈りはNGです。一見きれいですが、これでは土壌を殺してしまいますし、あっという間に草が生えてきて元の木阿弥。いっときの気休めにしかなりません。そういう極端なことをせずに、伸びてきた草は「適切に」対処すれば土を肥やし、野菜を育ててくれます。ただしこの「適切に」というのは一筋縄ではありません。勘所がいります。
「自給のための自然農の野菜づくり教室・さとやま農学校」でも草との付き合い方については原則を立てて、しっかり頭と身体で学んでいきます。ただがむしゃらに抜くばかりでもなく、かといって自然農のビギナーによくあるような「草は友達だから抜かない」という頑迷な態度も取らず、あくまでも臨機応変に動きます。それこそ風になびく草の姿に学ぶべきでしょう。
草刈りを終えて、農学校のガーデンで休んでいると、よく茂ったホップの叢の花が今にも咲きだしそうです。
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二枚目の写真は、ちょっと下が切れてしまいましたが。半日陰の中で咲き出す気配の花房の優雅なこと。夢見るようです。
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ホップはなかなかうまく育てることができなかったのですが、農学校の皆さんが自主的に育ててくださった、このホップが見事です。東北の栽培地では数メートルの高さになるそうですね。ただし、栽培されているホップは殆どがビール会社と契約してあるもので、一般には流通しないようです。それならば自分で育てて、その香りを楽しみたいですね。ご存知のようにホップはそもそも古代からの薬草ですから、ビールにせずともお茶や、あるいは枕に詰めても良いそうです。こうしていろいろな植物に囲まれながら、皆さんと一緒に植物談義をするのは、何より楽しいものです。そんな場所に参加しませんか?「さとやま農学校・秋のショートコース2022」のお申し込みが7月15日まであります。お申し込み多数の場合には抽選とさせていただきます。