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「すどう農園」の秋の気配

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。


しっとりと秋の気配は残暑を予想していたので、ちょっと意外です。涼しいのは嬉しいですが、種まきはそろそろラストスパート。草を刈っているとトンボが舞群れてくるのは、草狩りから逃げて飛び出した羽虫や蚊を空中で食べまくっているから。金色に光るトンボたちは優雅で可愛らしいですが、じつは海の中で大きなサメが小魚を追いかけて食べているような壮絶な世界なのです。でもしかし「食べることは生命のやり取り」と思ってみれば、今までは虫や蚊だったイノチが次の瞬間トンボになっただけのこととも思えます。そのトンボも冬が来れば命を終えて小さな微生物に分解されて、それがまた…とつながっていくのです。巡る巡るイノチのやり取り。
 

そんな大きな世界の流れに身を任せる気持ちになれるのが農の世界の楽しさです。土や風や虫や、そんなあれこれと自分はつながっているんだと実感できるひと時は、何十年でも飽きることはない。むしろ深まるばかりです。
 「自給のための無農薬の野菜作り教室・さとやま農学校」は、もちろん野菜づくりの技術を学びますが、その原点は、なんといっても五感を開いて世界と触れ合うことです。裸足になりたい人はご自由に裸足になり、土の感覚を味わっていただきます。
「さとやま農学校説明会」も間もなく開催です。少人数の限定ですので、既に満員になった日もあります。追加開催もあります。
どうぞ秋空の下、お気軽にお越しください。