こんにちは。
神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。
「都会で始める農的暮らし」をテーマに昨年はじめて企画した「さとやま農学校@国分寺カフェスロー」は、主催のスローツアーさんのお力添えで、おかげさまで好評をいただいています。今の講座は3月に終了ですが、すぐに4月から新年度の開講になります。常にいろいろな講座や企画で人が行きかうカフェスローの空気感は独特です。お店の輪郭がすうっと街に溶け込んでいくような感じは、きっと本来の「カフェ」が備えているべき「場の力」なのでしょう。国分寺という街ならではの空気は、武蔵野の森の香り、そして里山へとつながっていく気配もします。「すどう農園」も、かつて東京勤めで三鷹に住んでいて、一日も早く都会を出て田舎に暮らしたいと希求していたものでした。あの頃を懐かしく思い出します。当時の自分に「どんな場所が欲しいかな?」と問いかけながら、今年も開講します。お仕事帰りに通えます。
上の写真は、自宅付近の丹沢の風景です。なんでこんな写真を掲載したか、というと。上に書いたように、かつて三鷹(西東京)に暮らしていた当時の安らぎは、自転車通勤のさなかに、ビルの間にちらちら見える山々だったのです。「早く、あんな山のある場所で暮らしたい」といつも思いながらペダルをこいだ、あの日の気持ちは今も原点にあります。天候の異常や、それに伴うイノシシなどの被害や、あれこれもありながらやはり、この暮らしから離れる気にならない。今思えば、あのとき三鷹から遠く眺めた山々は、今私が住んでいるあたりの山並みでしょう。あのときの気持ち、今の気持ちを行き来しながら講座を続けていきたいと思っています。それこそがほかの農家さんにはできない自分ならではの仕事と思えます。この講座の詳細はこちらのリンクになります。主催はスローツアーさんなので、お申込みもそちらになります。西東京の皆さんなら、お仕事の帰りに参加できます。
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