津久井在来大豆の収穫

津久井在来大豆の収穫が始まりました。

台風2度の直撃と、先日の爆弾低気圧という3回の試練で、
実りつつあった枝がだいぶ折れて、落ちた豆はほぼ鳥に食われました。

上の写真は極端な例ですが、こんな目に遭ったものもあります。

ロスは多いものの、実るべきものは実っていて、さてどの程度の質と量になるでしょうか。あとは少しづつ収穫して、乾燥、脱穀と向かいます。

津久井在来大豆がどうして「幻の大豆」といわれるようになったか。
実の付き方が地際まであるのでコンバインで収穫できないなどの理由はいろいろありますが、実の熟し方が一斉でない、というのも感じます。熟し方に個体差があって、早く熟して、葉もさっぱり落としてくれるものもあれば、かたや青々と茂っているものもある。種の生存戦略としては、不意の災害で全滅しないためにも「不ぞろい」こそが正解なのですが・・・。しばらくは様子を見ながらの収穫です。