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固定種・大阪しろなの収穫

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。

ハクサイなどの結球性野菜と、その野菜種の話は、昨日のブログでも書きましたが、写真はハクサイよりも野生に近い「シロナ」です。大阪の在来種で「大阪シロナ」といいます。ハクサイのように結球するのでなく、のびのびと大きくなります。葉肉も厚くて旨味もあるのでハクサイの代わりに作るものとして貴重です。真夏にハクサイの苗を育てるのは、今年のような猛暑ではなかなか大変ですから、それがうまくいかなかった場合には、このシロナを露地に直まきするといいです。面積当たりの生育量はハクサイのほうが結球するだけ重くずっしりとできますが、シロナはハクサイよりも育てやすいというメリットがあります。

大阪しろな 自然栽培 固定種 農業体験首都圏 体験農場首都圏 野菜作り教室首都圏  さとやま農学校 無農薬栽培
大阪しろなは、白菜の苗づくりがうまくいかないときのバックアップになり、遅まきできるので虫の害も少ないものです。すどう農園
シロナ 自然栽培 固定種 農業体験首都圏 体験農場首都圏 野菜作り教室首都圏  さとやま農学校 無農薬栽培 
10月に入って涼しくなって虫が少なくなってからぐうっと伸びてくるのがシロナの良いところです。すどう農園

キャベツの野生種という位置づけでケールやコラードを育て、白菜の野生種という位置づけでシロナを育てる、という形は、いま農学校でも皆さんにお伝えしています。猛暑と台風と虫に負けないようにキャベツや白菜の育苗をするよりも、かなり楽です。
首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」では、気候変動にも柔軟に適応していけるような考え方、技術を毎年新しく更新しながらお伝えしています。2020年コースの現地説明会は、お申し込みを受け付けています。「とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、どうぞお越しください。じっくりご説明したいので、毎回少人数で開催していますので満員締め切りになった回もあります。本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。説明会の詳細はこちらのリンクです。