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自然農のジャガイモ収穫

 

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然栽培を営む「すどう農園」です。

自給のための自然農を学ぶ・さとやま農学校」では、梅雨の合間に新ジャガの収穫が続いています。
まずは定番のキタアカリから始まり、この後はアンデスレッドへと続きます。
ここ数年、キタアカリをはじめ、北海道の種ジャガの危機的な品薄が続いていましたが、今年はだいぶ豊富に種ジャガが市場に出回ってくれて助かりました。種苗店さんを話をすると、そもそもこのような種ジャガはウィルスなどの品質管理も大変であることから、高齢化のこともあって専門の種苗農家さんが減っているのだそうです。無理もないですね。
種ジャガイモの品種も、5年ほど前がおよそ50種類くらいでピークだったのが、ここ数年でだんだん減ってしまい、今は40種類くらいだとか。その種苗店さんは、全国各地のルートに連絡をしながら、せっせと種ジャガイモを何十種類も取り寄せてくださいます。頭が下がります。

自然栽培のジャガイモの収穫体験@さとやま農学校・すどう農園
自然栽培のジャガイモの収穫体験@さとやま農学校・すどう農園

 

手と手が行きかう、この光景が好きです。
朝一番の草取りは日差しも強くてきつかったようですが、午後は曇って日差しも和らぎ、まして収穫となると(笑)テンションが上がります。

堆肥を使わない、いわゆる無肥料栽培でも、3Lクラスのジャガイモになります。もちろん大きければ良いというものではないですが、太陽のエネルギーを草に変えて、それを土に還す。地球本来のシンプルな巡りに任せていくだけで、こういう恵みになるわけです。