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自然農法のサクランボ

無農薬のサクランボの収穫体験@自然農法すどう農園
無農薬のサクランボの収穫体験@自然農法すどう農園

 

こんにちは。

神奈川・相模原の里山でパーマカルチャーやアグロフォレストリーに取り組む「自然農法すどう農園」です。

 

サクラだけでなく、何もかも前倒しな今年の初夏ですが、サクランボの季節も早いです。
植えて数年の若い樹もたっぷり実っています。完熟の実は早々に鳥がついばんでいくので、競争です。
見つけたら口に放り込む、これは自然農法・無農薬栽培のサクランボだからこそできる醍醐味ですね・・・というか、本来はそれが普通なのですが。

パーマカルチャーの原則にのっとって循環の中でサクランボを育てる@自然農法すどう農園
パーマカルチャーの原則にのっとって循環の中でサクランボを育てる@自然農法すどう農園

 

鳥と競争とはいっても、上の方にある実や巣箱の近くのサクランボは譲ります。
鳥も大事な仲間です。鳥が通う樹には、毛虫の大発生などはほとんどありません。一羽の鳥が食べる虫の量は膨大なもので、あるいは草の種もものすごい量をついばみます。祖ぷして出てくる糞の量も膨大です。つまりは、サクランボも鳥の糞も土も、あれもこれもがグルグルと形を変えて巡っているのです。それは時にイノチであり、土であり・・・大きな生々流転のなかに、ほんの一瞬、サクランボもある。そういう感じ。

自然界の命が巡る中にサクランボもある@自然農法すどう農園
自然界の命が巡る中にサクランボもある@自然農法すどう農園
里山でパーマカルチャー@自然農法すどう農園

 

ぼうっと、朝も夕方も樹を見上げて、気が付けば時間がたっている。そんな季節です。