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エルダーフラワーの手入れ2022年5月

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

エルダーフラワーの小さな蕾ができてきました。
本格的に咲きだすのは5月の下旬からになります。今はこまめに虫をチェック。
昨年はカミキリムシの幼虫にだいぶひどい目に遭いましたが。すでも今年も前哨戦が始まっています。
下の写真のように、茎に模ごとな穴を穿けて入り込みます。これをされると、その上の部分はまるごとアウトです。
エルダーは健気なもので、それでも力強い新鞘を次々と伸ばしてくれますが、できる限り見守りながら生き延びてほしいと思う毎日です。百歩譲って、花はそれほど咲かなくてもいいから、とにかく生命だけはつないで欲しいと切実に思います。

 

こんな風に虫に食われた箇所を見つけ次第、ほじくり返して虫を探します。現行犯で捕まえたらその場で直ちに捕殺します。でも、もぬけの殻でいないこともあります。針金を長く伸ばしてぐりぐりと穴に突っ込んでみたりもしますが、いないときはいない。悔しいですね。

お隣のサクランボは赤くて丸くて美味しい実をつけ始めました。二年前に受粉樹を増やしたので、いい感じです。例年ながらほとんどのサクランボは鳥のものになります。それでいいのです。鳥も昆虫も往来してこそ大地は生きてきます。
そして、今年これから植え付ける苗木の買込みもだいぶ済ませました。本来なら少しづつ年数をかけて植えていくべきものですが、それができずについアレもコレもト買い込んでしまう性格です。5月29日から6月にかけての「さとやま草木譜ワークショップ」では、実際に皆さんと少しづつ苗木を植えながら、風土に生きる場のデザインをやっていきましょう。詳しいお知らせはメールマガジンでお知らせします。

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