こんにちは。
神奈川の自然栽培をしている「すどう農園」です。
梅の収穫を迎えました。やはり例年よりも早いです。
肥料は施さず、草を刈っては敷いていく梅の自然栽培。そして梅の剪定は広島の川田さんの実践されている「切り上げ剪定」を導入して数年になります。
ホルモンの流れを重視した、川田さんの方式は弱剪定もしないものですから冬の管理も楽です。
上の写真にあるように、徒長枝に実った梅の重さで自然と垂れ下がって来ます。面白いですね。
それにしても今年は毛虫が非常に多い年です。毛虫の合間に梅が見えるよう。
晴れていてもなんでも、とにかく雨具を上下着ます。袖口も裾もしっかりガード。さらに革手袋をはめた手で毛虫をはたき落としながらの収穫です。梅だけでなく、自宅でもどこでも毛虫だらけ。
この春先からの天気の因果でこれほどの毛虫になったのでしょうが、昨晩のスーパームーンを峠に、大方は蛾になって飛んでいくことを期待しています。まあすでに、だいぶチラホラと蛾の姿も増えてきました。その後は鳥がどんどん食べてほしい。あのサクランボをつつく勢いで、毛虫たちを食べてほしいものですが、どうもあんまり美味しくないのか、あるいは桑の実のほうが美味しいのか、毛虫をついばむ鳥の様子が見えないようです。
それでもおかげさまで、梅の収穫は順調です。
これがジャムになり、梅味噌になり、あるいは梅シロップになり、またそのシロップをベースの畑用のスポーツドリンクにもなります。これは「自給のための野菜づくり教室・さとやま農学校」の皆さんにもご賞味いただけます。農学校の皆さんとは真冬のオフ講座で自然栽培の切り上げ剪定も一緒にやりました。
![無農薬・自然栽培の梅@すどう農園](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=530x10000:format=jpg/path/s5770b48c91d21f32/image/id928206aea9726b4/version/1622105523/%E7%84%A1%E8%BE%B2%E8%96%AC-%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E3%81%AE%E6%A2%85-%E3%81%99%E3%81%A9%E3%81%86%E8%BE%B2%E5%9C%92.jpg)