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梅雨明けの固定種トウモロコシ

無農薬の野菜作り教室・農業体験「さとやま農学校」
さとやま農学校・後半に入りました

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
 

関東もようやく梅雨が明けました。さとやま農学校の8月は猛暑対策で午前中だけになります。そしてそのぶん、夕方にだけに時間をシフトしたレイトショウ(?)も臨時開催することになりました。というわけで8月のトータルの開講時間はほぼ同じになります。夕方の農園は良いものです。8月にもなると日も短くなって、猛暑であっても4時過ぎれば日差しも和らぐし5時頃には日没になるので直射はありません。これがヒートアイランドの都会とは大違いの山間地の良いところなので、是非その感覚も味わってほしいと思っています。

固定種のトウモロコシを自然栽培で育てる体験農園
固定種のトウモロコシのおしべを切ります。害虫対策です。
トウモロコシの無農薬栽培の野菜作り教室。
鳥や害獣対策でトウモロコシのそれぞれに栗ネットをかぶせます。

トウモロコシが太りだす前に、先手を打って栗ネットをかぶせます。鳥や獣対策です。ハクビシンのような獣たちは電気柵をすり抜け、金網ものぼり、ときには地下に穴を掘って侵入してきますから物理的に防ぐのは非常に難しいものです。少量の栽培であればこのように一本づつ手をかけてケアします。
 
休憩をはさみながらの2時間、草をとって種を採って、収穫して、そうしてこれからは秋冬の野菜の種まきが始まります。既にまき始めているブロッコリ、ニンジンさらにキャベツ、冬どりタマネギ、エシャレット…。お盆過ぎたらレタスやハクサイ…この辺りは猛暑も考えて品種選びも大事です。そのあたりの基本的な講義は動画ベースで進めます。
こんな具合に夏の盛りを迎えながらも、畑は既に秋冬モードです。ここが農業の面白いところ。目先の天気はそれとして、ぐうっと前向きに考えられるのです。

 

いっぽうで「さとやま農学校2020秋のショートコース」のための基本の基本を予習できるように動画で始めます。基本とはいっても新しく就農したばかりの農家さんにも参考になるような大事な内容です。