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東京で自然農・大地のチカラ

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。

 

街で自然農」7月の講座は、梅雨の合間の収穫や種おろし(種まき)でした。上の写真ごとに説明を入れました。
何といっても驚いたのは、4週間ぶりの畑の旺盛な育ち方です。東京という土地の受胎力はこれほどだったのかと改めて目をみはりました。自然農というと、まさに自然の豊かな場所で行われるイメージが強いことでしょうが、恵まれた環境で野菜や果樹がムクムク育つのは当然のことです。むしろ自然農が本来の真価を発揮するのは、東京のような都会ではないでしょうか。
がっちり固めているかのように見えるコンクリートも、地球の厚みに比べれば薄い薄い膜のようなものです。合間にのぞく地面に草を生やし、石を置き、木があれば落ち葉を頂き、あとは種をおろす(まく)ばかり。魔法使いが杖で地面をトンと突くと、たちまちいろいろなものが湧き出してくる、芽生えてくる、あの童話のイメージです。大地のチカラが気穴のように噴き出してくる。そんなイノチの気配を浴びて暮らしませんか。東京にもそういう場所はどんどん作れるはず。

石田紀佳さんが育てている藍を摘んでそのまま藍染をしました。こんな生の藍葉で染めができるなんて、かなりの贅沢です。年齢を重ねたレモンやブドウやカボスなどの果樹もそれぞれに実をつけて、それぞれの夏です。
 

今月で前半を終えましたが、ご好評につき8月16日には臨時の特別講座もあります。暑さを避けて午後からゆるりと開催します。大人限定の愉しい内容。まだ参加枠があります。