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街で自然農・新緑の筍とお茶摘み

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。

「東京で農業体験をしたい」という方に向けて「街で自然農@世田谷ものづくり学校」
を開催しているのですが、コロナの影響でものづくり学校が使えないために、。今回は特別バージョンで講座の主催者である石田紀佳さんのアトリエに伺いました。場所は神奈川県の秦野にあります。つまり「すどう農園」とは丹沢をはさんで南北の地理関係なのですね。こちら相模湖は北側なので、秦野に来ると実に暖かいのが体感できます。
 

数名の少数参加の皆さんとゆっくり近況もシェアしました。やはり自宅にいることの閉塞感は相当なもので、長い目でみたときに、このことのストレスや太陽に当たらないこと、人と話せないことの弊害がどのような形で出てくるか。ウィルスとは別にそのことが心配になってきます。だからこそ里山の再生は、かつての薪炭林などとは違う文脈で都会との関係を作る機会だと思えます。
 

それにしても素敵な空間、里山らしい生活感。私のような田舎暮らしの人間でさえまた来たいと思うのは石田さんのお人柄がそのまま空気になっているからなのでしょう。人と自然が一緒になったところに里山の妙味があります。もっともっと都会からだんだん浸みだしてきて欲しい。もうさすがに都会は、生きているメリットがないでしょう。ということが今回のことで決定的に分かったはずなのですから。歴史的に見ても、このパンデミックは繰り返します。備えるものはマスクだけではなく、そもそもどう生きるかという根本にさかのぼってきます。若い人ほどしっかり見据えて欲しいものです。

この講座「街で自然農@世田谷ものづくり学校」は、池尻大橋で定期開催します。渋谷から一駅。都心とは思えない素敵なエアポケット空間は石田さんとお仲間の方々がパーマカルチャーの考え方をベースにコツコツと長年かけてデザインしてきたスペースです。花や野菜や果樹に癒されてください。「手仕事」の一人者で、とても気さくで楽しい石田紀佳さんの「てしごとワークショップ」で草木染なども体験できます。単発の参加もできます。