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動画(8分)・さとやま農学校の畑近況

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。

「首都圏から日帰りの農業体験・とやま農学校2020コース」は、コロナウィルスの事態を受けて、日にちを分散し、参加者が複数の場合には距離を取って分散して作業する形で続けています。政府の緊急事態宣言に先立つ形で農水省は「衛生管理に十分注意をしながら農業生産を続けて欲しい」との声明も出ています。すでに各国は食料の輸出を控える動きになっていますね。「食料は安い外国から買えばいい」「日本の農作物は外国の富裕層に売ればいい」というこれは過去のものとなりました。よしんば現在の事態が収束して、喉元を過ぎればまた同じような声も上がるかもしれませんが、その論調の危うさ、脆さは十分に露呈したのではないでしょうか。
自給とうのは、今の贅沢な食卓をそのまま再現するのでなく、本当に必要なものを、できるだけつくる。そして多分そんな完璧に自給できるものではないのですから、できない分は助け合う。いわゆる「かかりつけの農家」をつくっておく、というささやかな日常関係が大事になってきます。
昨日(4/13)の大雨のあとの、畑の様子を動画にアップしました。本日は午後から受講生の「行商ドットコム」さんがジャガイモの二度目の植え付けです。シャドウクイーンと「はるな」を植え付けました。ほかにも藍やナスタチウム、目に良いコーンフラワーなど、畑を彩るメンバーも定植です。
 

さとやま農学校・初夏のショートコース」は、6月いっぱいまで講座日を増やして、来られる日の選択肢を増やしました。お友達と交代で参加できるシェアグループ制度もあります。ご自宅に苗を持ち帰ってのプランター栽培のフォローもします。緑萌えるハーブ園でハーブの旬を味わってください。

 

「東京で自然農を体験したい」という方には「街で自然農@世田谷ものづくり学校」があります。単発の参加もできます。渋谷から一駅。都心とは思えない素敵なエアポケット空間はパーマカルチャーの考え方をベースにデザインされています。花や野菜や果樹に癒されてください。「手仕事」の一人者で、とても気さくで楽しい石田紀佳さんの「てしごとワークショップ」で草木染なども体験できます。

 

「仕事の帰りに家庭菜園や醗酵食のことを学びたい」という方には国分寺カフェスローにて「さとやま農学校@国分寺カフェスロー」があります。4月はオンラインで進めていますが、この先、種や醗酵素材でワークショップをしながら、皆さんの「都会でできる農的生活」をフォローします。

 

こんな時代こそ、前向きに第一歩を始めましょう。