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プランター栽培の土の見方@国分寺カフェスロー

プランターで無農薬の自然栽培 
国分寺カフェスローでプランター栽培の土について比較しました。さとやま農学校@すどう農園

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。

昨年2019年の4月から始まった「さとやま農学校@国分寺カフェスロー」も、今回を入れてあと3回です。1月は「すどう農園」での「さとやま農学校」は寒いのでお休みですが、こんなときはゆっくり昨年までを振り返り、そして春からの農作業シーズンにつなげる季節です。ですので、今回は種まきはなし。皆さんからたびたびご相談をいただいている「無農薬プランター栽培の土の管理」についてじっくり時間を取りました。よく「プランターの土が古くなったら取りかえるのですか?」と質問されます。土を取り換えると言っても、簡単に捨てるわけにはいきませんし、何よりもったいないですね。その質問に答えるには、まず「土が古くなるとはどういうことか?」を考えなければいけません。わたしたち農家も「畑の土を休ませる」という言い方をします。人間みたいな表現ですね。これはどういうことでしょうか?そのへんを3月から学んできた土の基本に戻って考えました。

今回は、皆さんそれぞれが育てているプランターやお庭から土を持ち寄って観察・評価しました。これはリアルに様々な違いが見えてきます。眺めるだけでなく、粒の様子やにおいなど五感を通じて感じてみることが土との対話ですが、よその人の土を比べあうのはお互いに良い経験になったと思います。

無農薬のプランター栽培の土
皆さんで持ち寄ったプランター栽培の土。それぞれ違っていて面白いです。ここからどんなふうに改良するかを考えました。
国分寺カフェスローで野菜作りの講座
国分寺カフェスローにて。前回持ち込んだベチバーで受講生さんが素敵なリースを作ってくださいました@さとやま農学校

クリスマス・新年を過ぎて少し落ち着いた感じの国分寺カフェスローも20周年だそうです。こういう場所で講座をさせてもらえるのは本当にうれしいです。車だと高尾山を越えて1時間ちょっとでたどり着けるのもありがたい近さ。ちなみにこちらでの講座はご好評につき、4月から新年度のコースが始まります。おおむね毎月第2木曜日の夜7時から9時までの開催です。4月から7月が前期で、9月から12月が後期の二期制になります(8月はお休み)。「詳細が決まったら告知してほしい」という方は、下のフォームからメッセージをください。間もなく詳細が決まりますので、メールで告知いたします。

そして相模湖の「さとやま農学校2020コース」のほうも、だいぶ定員が埋まってきました。説明会はまだありますが、お早目のご予約をお勧めします。2月は特に雪が降りやすいリスクもあります。