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ブロッコリ・スーパーセル育苗の続き

スーパーセル育苗をしたブロッコリ(イタリアの固定種)とエチオピアン・ケールの続きです。
今年は例年よりも風が強くて乾燥しやすいですね。雨もあんまりあてになりません。乾燥を防ぐ手当が必要です。
水やりは、何日おきにやるべきというような一律の決まりはありません。様子を見て判断します。これも人それぞれ。
関東ローム層の土は、水が切れやすく、特にこの場所は大雨の良くj地腕も水たまりができません。それくらい水はけがよい。裏を返すと水持ちが悪い。だから、できるだけ表土をカバーして乾燥しないように心がけます。
 

今日は農学校のNさんご夫妻が見えたので、ブロッコリの続きをしました。
伸びてきたイネ科の草を刈ります。これも、。草を字際で刈るか、あるいは根っこから引き抜くかは状況で判断します。一律にどちらが良いというものではありません。理論から自然農に入る人ほど「草を抜いてはいけない」などと教条的になりがちですが、ひとつ柔軟にいきましょう。

写真はブロッコリと手前はコスレタス。レタスは暑くなると苦みが増すので小さめに収穫して食べてしまいます。肥料で大きくするとこれまたエグイですね。

このような防虫ネットが10mで1600円。これを張ります。冬の間の保温用の不識布「ベタがけ」とは別物です。春巻のアブラナ科すなわりブロッコリやキャベツ、夏ハクサイ、カリフラワーなどは虫が来ますので、無農薬栽培においては必須です。特に近年は季節外れの虫が増えてきました、数年前は不要だった季節でも防虫ネットが必要になることがあります。

弾力性のポール「ダンポール」を1m間隔でアーチにさしていきます。差し込む深さは両側とも30cm。ダンポールの太さは5.5mmにします。5㎜だと折れやすいです。この太さに適合したパッカーを買ってきます。パッカーというのは、写真の右に移っているオレンジのプラスティック製の留め具です。こうしたものは、どれも劣化していきますが、大事に使えば3年かそれ以上は持ちます。

最後はネットの裾を土で埋めて隙間がないようにします。これで10mの作業。だいたい度の作業にどの程度の時間がかかるかを見ておくといいでしょう。無理のないスケールの畑にすることが大事です。kじょれから初夏はもっと紫外線も強くなり、梅雨の湿気、そして猛暑が来ます。無理のないサイズの畑であれば、どの季節にもそれぞれに趣があり、楽しみ方があります。
 

いま目の前は大変な状況ですが、こんな時には、少しだけ遠くの季節をイメージしましょう。心は遠くに、そして手は目の前で動かすのが大事です。ご自宅でも多t後エバ味噌を仕込むとか、なにがしかできることがおありと思います。そういう生活を始める、ひとつの機会を思ってみましょう。