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シカクマメの種取り

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。

シカクマメ
という野菜をご存じでしょうか?知っている人は、まだ少ないですね。シカクマメは東南アジアで主に栽培されているマメ科の野菜です。そら豆をもっと大きくしたような莢で、それが角ばっているところからこの名前が付きました。莢に葉羽のような縁があるところから英語ではウィングド・ビーン(Winged Bean)と呼ばれます。沖縄では「うりずん」というブランドネームで売られています。初夏のころに種をまいて夏はゆっくり育ち、可愛らしい花を咲かせるのが夏の終わりころ。熱帯のイメージとは裏腹にお盆過ぎから秋の葉物が出てくるまでの端境期をずっと実ってくれるありがたい野菜です。癖のない味でしゃきっとした食感が楽しめるので、莢ごと使います。炒めても焼いても、味噌汁でもてんぷらでも、何でもござれの野菜です。
 

じつは私が千葉大学の園芸学部にいた学生時代に恩師の教授が世界各地を回って野菜の種を集めておられたのですが、その中にこのシカクマメもあったのですね。「これはさやごと豆を食えるし、花も根も食べられる。有望な野菜だ」ということだったのですが、なかなかその後も鳴かず飛ばすで、マイナーな野菜にとどまっています。このシカクマメに限らず、野菜に対する好みは概して保守的なもので、新しい野菜が受け入れられるには相当な年月がかかります。いま有名になったズッキーニにしても、二十年くらい前は知る人も少なかったし、そもそもペポカボチャという名称で呼ばれていて(確かにカボチャの一品種なのですが)、カボチャの割には水っぽいという不幸な評価が先立っていたものでした。

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シカクマメの種取り@すどう農園

上の写真のように、莢がしっかり熟すまで待ちます。シカクマメの莢が熟すまでには、数か月の時間がかかるものです。晴れた日に親株から採って、皮をむいて種(豆)を取り出します。青大豆のような可愛い色です。この状態でまた干して、最後に乾燥材と一緒に袋に入れて冷暗所で保管します。また来年、可愛らしい花に出会えますよう。
 
首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」ではシカクマメの種取りもやっています。2020年コースの現地説明会は、お申し込みを受け付けています。「とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、どうぞお越しください。じっくりご説明したいので、毎回少人数で開催していますので満員締め切りになった回もあります。本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。説明会の詳細はこちらのリンクです。