· 

キュウリ・トマト。雨で苗の世話

 

こんにちは。
神奈川の里山で自然農を営む「すどう農園」です。


 

自給のための自然農を学ぶ野菜作り教室・さとやま農学校」も、3週目に入りました。
前回の日曜コースは4月1日、まさに桜の盛りで道路は大混雑でしたが、今回は雨で静かなものです。そのぶん新緑が潤っていて、沁みるような美しさです。

この季節は目まぐるしい忙しさで、とりわけ少量多品種の農園は、あれもこれもメニューが錯綜して、油断すると「しまった!」ということになりかねません・・・?・・なりかねません、という表現では生ぬるいですね。たいていそうなります(笑)。自分の性格的にも、どンドン枝葉を広げるタイプなので、こういう多品種の栽培は好きなのです。おそらくこうして一生、好奇心の赴くままに、枝葉を伸ばし続けてどこまでも行くのでしょう。森羅万象の世界はいつまでも不思議と驚きに満ちたワンダーランドです。

雨の作業はキュウリの苗の世話、トマトやナスの苗の見分け方、細かいハーブの種のまき方、ニンジンの種の話、その他もろもろ。説明はほどほどにして、とにかく手を動かしてもらいます。生ごみコンポストは匂いを嗅ぐ。踏み込み温床は、踏んだり触ったりして熟度を感じる。今どきの雨は、暑くも寒くもなくて、五感を開くには最高の時期でもあります。

 

週明けは「さとやま草木譜」の一回目、国分寺カフェスローの講座もスタートそしてヨモギの予約販売も始まります。