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踏込み温床の種まきの準備

 

こんにちは。

神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

自給のための自然農を学ぶ野菜作り教室・さとやま農学校」のプレ講座の追加開催がありました。寒波とはいえ、すっかり春の気配で、やっぱり皆さん3月まで待ちきれないのでしょうね。とはいっても2月はエンジンをゆっくり暖める期間です。そうして心身をチューニングしていきます。

 週末は、旧暦の「閏月(うるうづき)」が始まります。つまり新月ですので、それに合わせて今年初めての種をまきます。小松菜などのアブラナ科は3月までまって直に種をまきますが、レタスなどは早めに温床でまいていきます。農園の首位から集めた落ち葉を少しづつ踏み込んできました。温床といってもあくまでも外に出すまでの束の間の育苗ですので、あまりな高温にはしません。寒くない、という程度です。根が丈夫に育ったら外に出して逞しく育ってもらいます。

午後はイチゴやオオムギの世話をしました。オオムギは麦茶になるのですが、それ以外にもアブラムシの被害を防ぐ点でイチゴと大事な関係にあります。イチゴに限らず、単一の植物を育てるのでなく、いろいろな生き物が助け合うなかでイチゴも育つのが大事。まもなく昆虫や鳥やミミズや、その他さまざまな生き物が賑やかに戻ってくる春を迎えます。その兆しを感じながらのプレ講座でした。
もうひとつ、新緑を浴びながらのショートコース「さとやま草木譜・新緑のコース」もだいぶ埋まってきました。下のページをご覧のうえ、どうぞご参加ください。