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自然農と9月の長雨

自給のための野菜づくりを学ぶ@さとやま農学校・すどう農園
自給のための野菜づくりを学ぶ@さとやま農学校・すどう農園

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

 

今日で9月が終わります。猛暑の8月に比べてアッという間に過ぎたような気がするのは、9月は台風と雨が長くて、思うように作業ができなかったせいかもしれません。これまでも何度か書いてきていることですが、時間の過ぎていく速さというのは、物理的な速さとは別に体感的な早さがあって、後者はその時によって早さがずいぶん違うものですね。

 

そんな中でも作業を進めてきた様子の一部を以下のフォトギャラリーでまとめました。台風が直撃したこともありましたが、自然農の畑の土は至って穏やかに豪雨を吸い取り、柔らかく緩衝してくれます。これからも続くであろう気候変動は、気温の変化も大きくなり、あるいは雨も激しくなるでしょうが、それを防ぐのは、トラクターで何度も耕して痩せてしまった土でなく、あるいは見た目よりもずっと着尺なコンクリートでもありません。コンクリートは見た目は丈夫そうですが、地表の膨大なポテンシャルに比べたら卵の殻のようなものです。それは、里山のいたるところに吹き付けられたコンクリートが、経年でどのように変化をしているか、そして豪雨のたびにどのような被害をもたらしているか、いまリアルに伺えます。すどう農園のすぐ裏の林道でも2019年には豪雨で砂防ダムがあっけなく崩壊しました。砂防ダムがあったがゆえの崩壊です。

 

以下、2022年9月の農園の様子を下のフォトギャラリー形式でアップしました。

 

自給のための自然農を学ぶ農業体験・さとやま農学校」も2023年コースの現地説明会をはじめます。
コロナで都会の生活スタイルも変わり、さとやま農学校に参加される方が増えてきています。
ご予約は下のフォームからどうぞ。