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こんにちは。
神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。
「自給のための自然農を学ぶ野菜づくり教室・さとやま農学校」も、このところの涼しさで、そろそろクワ仕事の再開です。真夏は熱中症のおそれもあり、このような息が切れる作業は中断でした。農家だったら管理機などの動力でザクっと土寄せできるところですが、農学校では燃料を使う道具は一切使いませんので、そのへんは無理はしないのが基本です。それでもツボを押さえればサトイモは美味しいものがたっぷり収穫できます。
![自然農でサトイモを育てる@さとやま農学校](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=929x10000:format=jpg/path/s5770b48c91d21f32/image/ifd98c5e22dfc94f9/version/1661125846/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E3%81%A7%E3%82%B5%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%82%92%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B-%E3%81%95%E3%81%A8%E3%82%84%E3%81%BE%E8%BE%B2%E5%AD%A6%E6%A0%A1.jpg)
真夏の太陽から株元を守ってくれた草を刈り、それを何回か繰り返していくうちに、草が良い土になります。草を刈るタイミングなどは、サトイモの様子を見ながらサクサクとやりました。サトイモが草を刈って欲しいとき、そうでないときとの違いを伺いながらの作業です。太陽と雨が育てた草がサトイモを守り、それが土に還って美味しいサトイモになります。こうした大いなる自然の循環のなかに身を委ねていくのが自然農の妙味です。
昨日は夕暮れの作業だったので、段々とコオロギの声の中に景色が薄暗くぼやけていきます。風も涼しい。いつの間にか自分も景色に溶けて行きそうな一体感。これが秋の農作業の豊かさです。
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ヒマワリは夏を越して盛りを過ぎましたが、これから9月の重陽の節句に向けてキク科の花が増えてきます。そして、そろそろ秋野菜の第一陣も定植できるかな・・・そんなタイミングです。