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10年目の自然農&野菜作りの土寄せの意味

自然農の野菜作り教室@さとやま農学校・すどう農園
自然農の野菜作り教室@さとやま農学校・すどう農園

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

「自給のための自然農の野菜づくり教室・さとやま農学校」も第二クールに入って。皆さんだいぶ慣れてきたようです。今日はトウモロコシの土寄せもありました。土寄せいという作業はとても大事です。トウモロコシ以外にも、ジャガイモやサトイモなどがありますが、土を寄せる意味は同じではありません。その辺りを理解しながら土寄せをやっていきます。夏は年々暑くなるので、重たい土寄せは少し前倒し気味に作業して行きます。もちろん夏にも土寄せはあるのですが、それはそれで軽減していく工夫も必要です。

ジャガイモの無農薬栽培を学べる「さとやま農学校」は初心者の野菜作り教室です
ジャガイモの無農薬栽培も学べる「さとやま農学校」

10年以上、同じ場所で自然農を続けていると、土の扱いがとても楽になってきます。
農学校の皆さんはもちろん10年前のことなどご存知ないわけですから、これがデフォルトだと思って作業していることでしょうが、かつてはもっと大変でした。農学校の初期の方も、ずいぶん大変だったわけで、作業のはかどり具合は今とはだいぶ違っていました。逆に言えば、いまは本当に楽になりました。こんなにサクサクとクワ仕事ができたっけな??と驚く程です。
ジャガイモの土寄せも、いまや非常に楽です。生えてきた草がそのまま有機質の腐植になり、それをサクサクとクワで寄せるだけ。この土寄せがそのまま施肥にもなります。これほど楽になると、やはり継続は大事なのだと実感します。