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実生ユズと竹伐り

こんにちは。

神奈川の里山で自然農を営む「すどう農園」です。


上の写真は実生のユズです。落ち葉かきをしていて見つけました。
道路のお隣のユズの畑からこぼれたものが芽を出したのでしょう。
実生(みしょう)というのは、種からそのまま生えてきたものを言います。
本来の自然界では実生が普通なのですが、市販の苗は接ぎ木によるものが多いです。実生のばあいには、親の品種と違って形質がばらつくからです。
最近は「実生ユズ」という言葉をよく聞くようになりましたが、あれはなにか良い面があるのでしょうね。実生の場合には、昔から「桃栗3年、柿8年、ユズの大馬鹿18年」といいます。それほど年月がかかるということです。
 

これは是非掘り返して・・・と思いますが、明日は雪の予報。それが過ぎたら様子を見てほってみます。
しかし、生えている場所が何しろ舗装道路なので、丁寧に掘らないと根を痛めやすいことでしょう。

竹の切り出しもだいぶ進みました。
大勢の皆さんにお手伝いいただきました。本当にありがとうございます。
もう一息。
来週あたりに、これらをチェーンソーで玉切してチッパーにかけます。そしてできた竹のチップを落ち葉と混ぜて踏込温床に使います。これでまたひとつ、循環の形ができてきたかな。
まあ、それにしても竹を伐った後の風景の凄いこと。
わざと腐りやすいように腰の高さに伐ってあるのですが、こんな風景は自分でも初めて見ました(笑)。