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畑でお餅つき

こんにちは。

神奈川・相模原で自然農を営む「すどう農園」です。

「自給のための野菜づくり教室・さとやま農学校」も、各コースともに最終週(千秋楽)を迎えています。
土曜コースの〆は、お餅つき。受講生の方のよびかけによるもので、なんとご実家の在る三重県から大事な石臼を持ってきてくださいました。既にご実家の皆様もご高齢で、使われることもなく眠っていたということでしたが、実に立派な石の臼です。今まで木の臼でばかり餅つきをやってきたので、石の臼はとても新鮮。静かに興奮しました。

畑で餅つき。石の臼はとても重い。まずはお湯でゆっくり杵を緩めます。こうしないと柄が抜けてしまうのです。
畑で餅つき。石の臼はとても重い。まずはお湯でゆっくり杵を緩めます。こうしないと柄が抜けてしまうのです。

餅つきというのは、はじめのお米の浸水から何から、準備が大変なのですが、そのあたりはすべて受講生の方々がやってくださいました。さすが春から一緒に畑を一緒にやってきた皆さんの阿吽の呼吸は素晴らしいもので、すどう農園はせいぜい火付けの枯れ草を集める程度でのんびりとさせていただきました。

畑でお餅つき@さとやま農学校
畑でお餅つき@さとやま農学校
赤米を混ぜて半搗きにした「半殺し」も、餅つきならではの贅沢
赤米を混ぜて半搗きにした「半殺し」も、餅つきならではの贅沢

みんなで育ててみんなで作ってみんなで食べる。さとやま農学校ならではの醍醐味を味わった冬のひとときでした。これでおしまいかと思うと寂しいものですが、まだまだご縁は末永く続きます。そうそう、年明けには味噌作りもやります。
そして来年に向けての「さとやま農学校2022コース」は、ほぼ満員に近づきましたが、残り2回の説明会の空きが少しだけあります。来年1月以降は説明会の開催はありませんので、どうぞ最後のチャンスを逃しませんよう。