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農地の取得に向けて

こんにちは。

神奈川・相模原で自然農を営む「すどう農園」です。

ただいま「さとやま農学校2022コース」の準備に追われています。おかげさまで「現地説明会」も和やかに始まっていて、焚き火と石焼き芋にハーブティーといったおもてなし作業は、8期生のSさんにお願いしています。すっかり焚き火の手立ても上手になったようです。

 

さて今回は、農地の話を。


すどう農園の畑は全て借地です。数名の地主さんからお借りしています。
その中のお一人の地主さんから、いまお借りしている畑をお譲りいただける話が進んでいます。
土地にはすべて「地目」というのがあり「宅地」「山林」「農地」などと区分けされています。
わたしたち農家が工作する場所の殆どは「農地」に指定された土地で、原則的に家や工場などは建てられません。あくまでも農業のための場所です。なので原則として、生産農家として認証を受けた人以外が所有することはできません(すどう農園も神奈川県知事から認証を受けています)。
 

地主さんも高齢化し、ご家族やご本家でも耕作の担い手がいないことから、今回のご提案を頂きました。長年のご縁がこういう展開になって嬉しいことです。農地を所有することで何が大きく変わるかというと果樹のような多年生のものを植えることができるのです。これまでは数年おきの借地権の更新だったので、その更新期間を越えるような樹木などの植え付けはできませんが、それが可能になった。そうなってくれば農地の作付けもだいぶ自由度が出てきます。
農地の取得・売買は、当事者同士の合意だけでできることではなく、農業委員会を通じての手続きが必要なので、急がず、じっくりプランを練っていきます。果樹は既に梅を始めとして色々あるし、どうしても収穫が重なってしまうので手が回らないきらいがあります。それよりも今はむしろ、棕櫚やヤナギなどの工芸作物を育ててみたい。冬の愉しみが増えました。本当に嬉しい。