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マダケの皮を取る

マダケの皮を取る@すどう農園
マダケの皮を取る@すどう農園

 

マダケが随分伸びてきました。
すっかりタケノコの季節(人気があるのは孟宗竹ですが)も終わりましたが、すどう農園の周辺はマダケが多い。

 

私はタケノコにはあまり興味がありません。あれば美味しくいただきますが、全く食べずともいいくらいです。
むしろ皮が欲しい。
モウソウダケではなくてマダケの伸びたところを剥いて洗って乾かして平らにする。
これでお握りでもなんでも包むと、なんとも言えない良い香りがしてきます。竹の皮は、湿度を適当に保ち、呼吸をするように余分な湿度は逃がす。これがラップにはできないところです。
5月から6月は収穫の季節、というのはいつも書いていることですが、そろそろ桑の実の収穫が終わり、エルダーフラワーも終わり、桃の葉もそろそろおしまい、そしてこの竹の皮も集めておこう。自分だけで使い切れないから「さとやま農学校」の皆さんにも分けてあげよう。自然の恵みは、みんなでシェア。

 

マダケの皮を取る@すどう農園
マダケの皮を取る@すどう農園

 

いつものように、草もすっかり深くなりました。
梅雨入り前でこうですからね。この先になればもっと、ぐうんと伸びてきます。
昨年からイノシシに深刻な伝染病が広がっていて、どうやらだいぶ個体数が減ったらしい。そのためにイノシシが食用にするマムシやヘビが増えているようです。不用心に草むらには踏み込まないほうが賢明でしょう、とりわけマムシは近寄ってくる気配には逃げずに構える修正があるので要注意。それが仇になって刈払いのときにやられてしまうことも多いようです。