ローゼルはこれまでも何度かブログでご紹介してきましたが、今年は新しい加工品アイテムとしてデビューの予定です。
上の写真は、新しく買った種をまいたところ。そして下は、昨年育てたローゼルから自家採種したものです。
ご覧のように、下は明らかに発芽率が低くて、発芽をしたものも双葉の形が非対称です。つまり根の生育も良くありません。一般的に双葉の金星が撮れているかどうかで、その後の生育が大きく決まってきます。
昨年はだいぶ雨が多かったせいもあって、種取理のタイミングがうまく取れなかったのが敗因かと反省しています。念のためにと思って市販の種をバックアップに蒔いておいたのは正解でした。
こちらは千葉の在来種「大浦ごぼう」です。キク科らしい双葉ですね。
太くて短くて味もよし、なのですが、ゴボウは草に負けやすい野菜です。
まずはこうして多めに蒔いて間引いていきます。
紙コップに蒔いたベビーキャロット。
一般のニンジンは、ある程度伸びてからでないと太らないので紙コップ栽培には向きません。
短くても太ってくれるベビーキャロットを選びます。固定種がおそらく日本にはないのでヨーロッパのものを使いました。
芽出し中のシャドウクイーン。この深々とした葉の色が好きです。
伸びてきた芽を順に挿していきます。
トマトの鉢上げも順次始まりました。
これは中玉の品種ですが、ほかにも昨年種を取った大玉のものなどが発芽しています。どうしても発芽のタイミングがばらばらなので、鉢上げも五月雨式になります。手間がかかるのですが、これが天候リスクを避ける知恵でもあるのです。