相模湖に200ミリを超える豪雨

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
 

9月5日の夜から朝にかけて、相模湖では200ミリを超える集中豪雨がありました。巨大な台風10号の九州接近に神経が行っていたので、これは不意打ちでした。そもそも天気予報でも全くノーマーク状態。なにがあっても不思議ではない9月の空、本当に一寸先は分かりません。
 

あけて日曜日の「さとやま農学校」の皆さんと畑の観察です。極端な気象の後は天気が収まったら畑をじっくり観察します。想定外の事象がもろもろ見えてきます。
 

烈風に在って勁草(けいそう)を知る。
 

何度もこの言葉を畑で里山で噛みしめます。平然と花を咲かせているニラ。荒れ狂ったような川の怒涛。万象を感じる事です。
 

このブログを書いているのは7日の朝なので、いま台風10号が九州を通過中ですが、過ぎれば大丈夫というものではありません。昨日のブログにも書いたように、数か月、あるいは数年がかりでボディブローのように効いてくることもあります。だから疾風怒濤の後の、台風一過の青空でも淡々と感じる事。
 

今年は自粛の日々で、肌身で何かを感じることが非常に厳しいわけですが、感じないことは生命力の退化にもつながります。空から地面まで、なにがどう動いているのか、メディア越しでなく、生身の五感で感じてみましょう。道端の草一つでも、見えてくることがあるはずです。

 

「さとやま農学校2021説明会」への受付が始まっています。この一年を皆さんと振り返りながら、この先へと想いをつなげる学校でありたいと思います。どうぞお越しください。