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冬どりタマネギの発根の様子

無農薬栽培のタマネギ・冬どりの球根の様子@さとやま農学校・すどう農園
無農薬栽培のタマネギ・冬どりの球根の様子@さとやま農学校・すどう農園

こんにちは。

 

無農薬の野菜作り教室・さとやま農学校」を主催している「すどう農園」です。

冬どりのタマネギの球根の様子です。8月5日に育苗トレイに埋めたもの、右が8月9日にこれから埋めるもの。たった4日でこれほど根が伸びてきます。間もなく今度は芽が伸びてきます。それを確認して本圃に定植します。ここまでお手間のかかることをせずに、初めから本圃に定植してしまってもいいのですが、このところ梅雨の終わりの豪雨もあって新潮策を取りました。家庭菜園ならこれくらいのことはしてもいいでしょう。

 

玉ねぎは過湿を嫌います。そもそも北海道以外では春まき~冬どりの作型のタマネギがなかったのは、梅雨を挟むからです。しかし近年になって北海道でも梅雨があったり台風が来たりで、かなり収量に変動をきたしつつあるようです。それで本州でも標高の高い1000m以上の高地などでは北海道に準じた作型を模索し始めています。しかし平野部では梅雨があるので、春に蒔いた種を一度梅雨前に掘り上げて納屋などの涼しい場所で休ませてから、梅雨明けを待って畑に戻します。

 

春まきの作型のタマネギは秋まきタマネギとは別の品種です。日本農産という北海道の種苗会社の独壇場でしたが、今はタキイ種苗でもシャルムという春まきの品種を出していますし、園芸店では8月になると「ホームタマネギ」というような名称で小球をネット詰めで売り出していますね。

 

キャベツやブロッコリなどの秋まき品種もおおむね種まきを終えました。9月から始まる「さとやま農学校2020秋のショートコース」の皆さんとも育てる事になろう品種です。
そのショーーとコースも、だいぶ埋まってきました。おそらくこのお盆くらいでお申込みに達するのではないかと思います。すでに種まきの仕方など動画の配信も始まっています。ユーチューブの非公開投稿のURLをお知らせする形ですので見逃す心配はありません。どうぞ、お早めにお申し込みください。