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ソラマメとオオムギとアブラムシ・畑に多様な世界をつくる

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。

首都圏に広がるコロナウィルスの自粛要請を受けて「さとやま農学校」も今週はお休みです。しかし、お彼岸を過ぎたいま、農作業を自粛するわけにはいきません。不要不急どころかむしろ、食の健全な自給は最優先の課題です。農家だけが作るのでなく、できる限り自分の職を自分でつくれるようになること、それが「さとやま農学校」の基本です。食というのは人間の原点です。安全な食を求めて、少しでも自分で作れるようになりたいと願うのは本道と言えるでしょう。
 いま目の前のウィルスの拡大をどう防ぐかは非常に大きな問題です。できる限り拡大を抑えるそのために行動を控える。
  そしてその一方で、長期的な取り組みも必要です。外国を含めて遠くから食品を運んでくるのでなく、できる限り地域にあるものを大事に食べてつなげること。ときには自分でもつくること。
 講座の中止を埋めるべく、動画をせっせと作って受講生さんに配信しています。その中の一つをご紹介しましょう。今回のコロナの問題にもつながる部分があるからです。どこがどんなふうにつながるか、それはご覧になった皆さんそれぞれに受け止めてください。
そうして4月14日から始まる予定の「さとやま農学校初夏のショートコース・ハーブ編」は、6月までの開催日を12回に倍増して、その中から自由に参加日を選べるように自由度をあげました。6回コースに加えて3回コースもつくりました。
繰り返しますが、今は感染の拡大を防ぐ大事な局面です。そしてこの事態はすぐに収まるものではないでしょう。その長期的な視点でみたときに自分の健康を自分でできるだけ賄っていくことが今まで以上に大事になります。国も会社も、まったく頼れるものではないのです。3000万人の人間が一つの平野に集まっているという関東平野・首都圏は、世界的にも類のない異常な密集空間です。そこに暮らすことの意味も、特に若い人ほど考え直してほしいと思います。そんな話は、なかなか職場や地域ではしにくいと思うのですが、まじめに目をそらさずに考えている人が意見や情報を交わせる場所でもありたいと思っています。

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コメント: 2
  • #1

    渋谷 重徳 (月曜日, 30 3月 2020 16:52)

    メールいただきありがとうございます。前回、タイミングが合わなかったのですが、もし間に合えば、体験お願い出来ますでしょうか?

  • #2

    すどう農園 (月曜日, 30 3月 2020 18:41)

    こんにちは。農業体験のご質問を有難うございます。個人メールでご返信します。