HACHINAマルシェ@町田・双方形

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら野菜作りの農業学校を開催している「すどう農園」です。
 

久し振りに町田に行きました。かつて「さとやま御前」などの講座でずっとお世話になった木村陽子さんの旗揚げしたHACHINAさんの開催したマルシェにご挨拶。木村さんのメールにあった旗揚げという言葉の響きに誘われて出てきたのですが、この言葉は良い響きですね。風の吹く中に高々と掲げられて翻る志。
マルシェは町田駅から程近い「双方形」というスペースで毎月開催されるそうです。詳しくはHPをご覧ください。スペース全体の写真を撮り損ねたのですが、上映会のチラシが貼って会ったり、置いてある本もゆっくり眺めたいものが並んでいて懐かしい。学生時代から東京勤めの時期まで、いくつかの街に住んで働いて、そこにはいつもこうした拠り所がありました。休日の午後や仕事帰りに、一息ついて話ができる場所はありがたかったものです。そんなことを思い出しました。いま講座でお世話になっている国分寺のカフェスローにしても、世田谷のものづくり学校も、そんな拠り所として地域に溶けていくたたずまいが共通しています。木が一本生えることで、それは別に大木でなくとも地中に根を張って、微生物や虫や鳥や草の拠り所になる、森羅万象に相似しています。みなさんの街にもこうした拠り所はありますか?

頂いたご飯は初めてのアイテムも多かったですが、雰囲気がやはり木村さんのご飯でした。量り売りコーナーで環境に優しい洗剤やコーヒーの量り売りもあり、パンも買ってひととき。去年ぐらいから人の集まる場所にはほとんど顔を出さないし、おそらくこれからもそのつもりですが、こうしてお世話になった人のいる場所は大事なものであることが、改めて沁みました。