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ケール(固定種)の盛りです2019/12/27

固定種のケールの自然栽培ができる神奈川の農業体験「さとやま農学校」@すどう農園
固定種のケール。育つにしたがって葉の色も変わってくるので、小さめに食べるといいけれど、これほどあると食べきれません。

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。

固定種のケールを何種類か育てています。キャベツの野生種ですが冬取りのキャベツは真夏に種をまいて苗を育てるのが難しいこともあって「日帰りの農業体験・さとやま農学校」ではケールの栽培をお勧めしています。固定種のケールの種は結構高いので(キャベツやブロッコリーのF1品種の種も高いですが)、はじめは苗を作って移植してもいいでしょう。種取りである程度の量の種が確保されたらば、今度は直まきでいいでしょう。気候風土に適応したものが元気に発芽してくれます。
緑の濃いのは「カーボロ・ネロ」で、イタリア語で黒キャベツという意味です。これもケールの仲間です。キャベツはもともと地中海沿岸が故郷です。のびのびと葉を広げて太陽を浴びていたことでしょう。それを想うと、キャベツというのは何しろ人間が作り出したミュータントですから、葉が縮こまっていて可哀そう。

個体種のケールの自然栽培と種取りができる神奈川の体験農場「さとやま農学校」
固定種のカーリーケール。光沢と縮れた葉のシェイプがきれいです。ソースも絡めやすいですね。すどう農園

ケールは実にたくさんの品種があります。日本だとどうしても青汁の素材というイメージが先に来てしまったので、もっと眺めて楽しむ野菜として愛してほしい。畑で眺めてもきれいですが、お皿に飾るのもいいですね。縮れた具合がソースを絡めるのにちょど良いので、サラダはもちろんパスタにもサンドイッチにも重宝します。栄養価も満点。何しろキャベツのご先祖様ですからミネラルもたっぷり。ただし、あくまでも土づくりをちゃんとしているオーガニックの畑での栽培に限ります。化学肥料にはほとんどミネラル分は補給できませんから土はやせています。大きいだけの野菜でなく、そこはキチンと選びましょう。

首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」でもケールやコラードをたくさん育てています。2020年コースの現地説明会は、お申し込みを受け付けていますが、例年になく早いスピードでお申し込みが埋まっています。「とりあえず、どんなところか見てみたい」という方は、できるだけ1月のうちにお越しください。じっくりご説明したいので、毎回少人数で開催していますので満員締め切りになった回もあります。本講座のお申し込みをいただいた方には、講座の始まる前から様々なお楽しみ特典があります。説明会の詳細はこちらのリンクです。